過去ログ

みかん
算数だと…やっぱりそれなりの難易度になりそう。誘導の小問を用意すると
こんな感じかな。
(1)客が2人の場合、座り方は何通りか?
(2)客が4人の場合、座り方は何通りか?
(3)全部で座り方は何通りか?

3問とも重複組み合わせの考え方で解く(#50660)のが早そうですが、小学生では
重複組み合わせの考え方自体は知っていても、この問題に適用するのは難しそう。
中学入試算数用の解説を作ってみました。

・(1)2人の場合
左側の人の位置で場合分けをする。
左側の人が左端…8通り〜左側の人が左から8番目…1通り
よって 8+7+6+5+4+3+2+1=36通り

→これはよくある問題なので、解けて当然。

・(2)4人の場合
○××○××○××○ に残り1つの×を挿入する、と考える。
1人めより左、1人めと2人めの間、2人めと3人めの間、3人めと4人めの間、
4人めより右 の5通り。

→(1)とは全然違う解き方なので、この解き方を思いつくのはやや難? 解法を
知ってしまえば驚くようなことではないのですが。とりあえず○と×を書く作業を
すれば、全部の場合を書き出すのも十分可能だろう。

・(3)全体
(あ)1人の場合 11通り
(い)3人の場合
(2)の考え方を流用して、○××○××○ に残り4つの×を挿入する、と考える。
1人めより左、1人めと2人めの間、2人めと3人めの間、3人めより右 の
4か所に、合計で4つの×を挿入する。
4を分割するパターンごとに何通りあるか調べると、以下の通り。
1+1+1+1…1通り
1+1+2、1+2+1、2+1+1 各4×3=12通り
1+3、3+1、2+2 各6×3=18通り
1か所に4つ…4通り
従って、3人の場合は 1+12+18+4=35通り
(う)5人以上の場合
5人座ると、最低でも ○××○××○××○××○ のように13席が必要。
よって5人以上はありえない。
以上より、全体では 11+36+35+5=87通り となる。

→「ある数を整数の和で表す場合、何通りあるか?」という典型問題に置き換えて
解くが、(2)で使った「あとから×を挿入する」発想はなかなか出そうにない。
式や考え方を記入する試験ならば 1人の場合=11通り を解答して部分点狙いを
するしかない。考え方の記入を要求されている以上、「5人以上は不可」という点も
触れておきたい。
小問を無視して(3)だけを漸化式で解く方法(#50668)もありますが、漸化式っぽい
解法自体は知っていても、この問題で使うのは小学生には難しいでしょう。
結局、短い試験時間中に処理するのは大変そうな(3)は捨てても問題ないかと。
   7月17日(土) 15:38:36     50675

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