|
uchinyan |
|
はい,こんにちは。さて,今回の問題は...
この手の問題は,知る人ぞ知る有名問題ですね。ただ,初見の人は戸惑う問題かも知れません。 (解法1) 円周上の9個の点を 1 〜 9 と名前をつけます。 まず,1 から引いた線分に関して考えます。 隣り合う点には引かないので,1-2,1-9 と引くことはありません。また,どの3本も一点で交わらないことに注意します。 1-3 と引いた場合,(9 - 2 - 1) + 1 = 7 個に分けられます。 1-4 と引いた場合,(9 - 2 - 2) * 2 + 1 = 11 個に分けられます。 1-5 と引いた場合,(9 - 2 - 3) * 3 + 1 = 13 個に分けられます。 1-6 と引いた場合,1-5 の場合と同じなので 13 個に分けられます。 1-7 と引いた場合,1-4 の場合と同じなので 11 個に分けられます。 1-8 と引いた場合,1-3 の場合と同じなので 7 個に分けられます。 そこで,1 から引いた場合の分割の総数は (7 + 11 + 13) * 2 = 62 個 です。 2 〜 9 も同様で 62 個ずつですが,例えば 1-6 と 6-1 は同じで,全体に二つずつ重複するので半分にして, 62 * 9 * 1/2 = 279 個,になります。 (解法2) 円周上の隣り合わない二点を結ぶ際に, 他のそうした線分と交わるごとに,最初の線分の分割が一つ増え,最後に円周上の点と結んで,分割はもう一個増えます。 線分の交点では,必ず二本の線分が交わっていることに注意すると,結局,全体としての線分の分割の個数は, 線分の交点の個数 * 2 + 線分の本数 になります。 線分の交点の個数は,円周上の4点でできる四角形の対角線の交点の個数に等しく,四角形の対角線の交点は四角形に一個ずつなので, 結局,四角形の個数,つまり,円周上の4点のとり方の場合の数,になって,9C4 = 126 個 です。 また,線分の本数は,円周上の点から2点を取って隣り合う線分の本数を引けばいいので,9C2 - 9 = 27 本 です。 そこで,求める線分の分割の個数は,126 * 2 + 27 = 279 個,になります。 なお,どちらでも,円周上に n 個の点の場合への一般化は可能ですが,(解法2)の方が簡単で, nC4 * 2 + nC2 - n = n(n-1)(n-2)(n-3)/24 * 2 + n(n-1)/2 - n = n(n^3 - 6n^2 + 17n - 24)/12 = n(n-3)(n^2 - 3n + 8)/12 個 になりますね。 |
|
ネコの住む家
6月30日(木) 12:22:42
MAIL:uchi@sco.bekkoame.ne.jp 38023 |