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uchinyan
#27330, #27329
考え方はOKですが、計算ミスがあるようです。答えは、
(1) 書ける。(2) 書けない。(3) 書けない。(4) 書けない。
になります。

ポイントは、スモークマンさんのご指摘どおり、アとイとから作られる数をウとすると、
ウ+1=(ア+1)×(イ+1)
になることです。これは、黒板に書かれているすべての数に対していえます。
そこで、ア+1 なども分解できて、結局、最初に与えられている、1 + 1 = 2 と 2 + 1 = 3 までたどり着きます。最後の二つは、分解できません。
これを逆の見方をすると、黒板に書ける数に +1 した数は、必ず、2 又は 3 だけが素因数になる数、ということになります。
したがって、+1 した数を素因数分解してみて、
(1) 13121 + 1 = 13122 = 2^1 * 3^8 で、書ける。
(2) 12131 + 1 = 12132 = 2^2 * 3^2 * 337 で、書けない。
(3) 21311 + 1 = 21312 = 2^6 * 3^2 * 37 で、書けない。
(4) 31211 + 1 = 31212 = 2^2 * 3^3 * 17^2 で、書けない。
となります。

一般に、素数 p に対しては、p = p * 1 しか可能でないので、+1 の形式に変形しようとしても、
(p-1) + 1 = p = p * 1 = ((p-1) + 1) * (a + 1)
となるような a は、最初に与えられている数が 1, 2 では構成できません。
したがって、+1 した数を素因数分解したときに 2, 3 以外の素数が現れる場合には黒板には書けません。
書けるようにするには、その素数 p に対して p-1 を最初に与えておく必要があります。そこで、
(2) 337 - 1 = 336 を、最初に与える数に追加する。
(3) 37 - 1 = 36 を、最初に与える数に追加する。
(4) 17 - 1 = 16 を、最初に与える数に追加する。
となります。
なお、0 は、すべての数 a に対して、
0 * a + 0 + a = a
で不変なので、追加してもいいですが、実用上意味はありません。

算チャレ問題風としては、例えば、
考える数の範囲を自然数として、この規則で 1 〜 100 までのすべての数が得られるようにするには、
少なくとも最初にいくつの異なる数を与える必要がありますか?
という問題にしてみてもいいでしょうね。
答えは、ちょっと注意が必要ですが、まぁ、もう皆さんにも分かるでしょうから、敢えて書かないでおきましょう (^^;

なお、この問題の本質は、f(x) = x+1 の変換で、与えられた規則で構成される集合と、通常の掛け算で構成される集合とが、
同じ構造をもつことにあるそうです。あ、ここらは、半分は、受け売りです。悪しからず (^^;
当たり前のような話ですが、結構根は深く、大学レベルの代数学などでの基本的な概念である、
二つの集合がある演算に関して同じ構造をもつという「同型」(又は「準同型」。f の定義域と値域に依存します。)という概念、
と関係しているようです。
試しに、規則の演算を @ として a @ b = a * b + a + b から、f(a @ b) = f(a) * f(b) がいえ、
掛け算 * の結合法則、交換法則、単位元の存在などの @ 対応版がいえること、
さらに、通常の足し算 + に対して、a # b = a + b + 1 を導入すると、同様のことがいえ、分配法則もいえること、
などが分かると思います。
したがって、これらから構成される数の集合は、これらの演算に関して同じ性質をもつことになります。
今回の問題は、それを、素数、素因数分解などに特化したものと考えられます。
ネコの住む家   5月7日(日) 13:01:40   MAIL:uchi@sco.bekkoame.ne.jp   27331

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