上の図をご覧ください。三角形EDB、DFCは高さが同じですから、面積比はそのままED:EFの比でもありますね。また、三角形BDCも前述の2つの三角形と高さが同じですから、ED:DF:BC=17:15:40となります。
また、この問題のポイントはここにあるのですが、EFとBCが平行であるということは、角DBC=角EDB(平行線の錯覚)となりますね。角DBC=角EBDですから、結局三角形EBDは角EDB=角EBDの二等辺三角形ということになります。同様にして、三角形FDCも二等辺三角形であることが分かりますね。
こうなると、あとは上記のように各辺の長さの比を求めるのは簡単ですね。
さて求めるのは三角形AEFと四角形EBCFの周りの長さの比ですから、どうしてもEAとAFの長さが必要になります。が、とりあえず必要なのはEA+AFの長さですから、今回はこれを○とおいてみることにします。すると...
三角形AEFと三角形ABCの相似比は17+15:40=4:5ですから、先ほどの○を使って
○:○+17+15=4:5
という式をつくることができます。あとはこれを解くだけですね。○=128となりますから、三角形AEFと四角形EBCFの周りの長さの比は、
128+17+15:17+40+15+15+17=160:104
= 20: 13
解答:20:13