上の図のような補助線を考えます。結局、求める面積は「赤の太線でひいた長方形の面積+残った弓形2つ」ということになりますね。(大きめの弓形はそれぞれ等積移動できます。)
長方形ですが、6つの正方形に分割することができます。図中の6つの正方形はまさにその分割を示したものですが、その1つ1つの正方形の面積を求めることにします。
正方形の一辺の長さは小学生には分かりません。(三平方の定理を使えば分かりますが...。)そこで、図の正方形のうち、左上の正方形に注目してみます。これでお分かりかと思いますが、この正方形は対角線の長さが2cmの正方形なのです。ということは、この正方形の面積は、
2×2÷2=2()
であることが分かります。これが6つ分。
あとは残った弓形の面積ですが、これは
1×1×3.14÷4ー1×1÷2
で求められます。これが2個ありますから、
(1×1×3.14÷4ー1×1÷2)×2=0.57()
というわけで、
2×6+0.57=12.57
答:12.57