往復、というのがこの問題のポイントですね。
行きで上りだったところは、帰りでは必ず下りになります。これを利用して平均速度を求めてみると...。
例えば、1という距離を上って下る場合を考えます。
上りにかかる時間は1/2、下りにかかる時間は1/6となり、往復の合計は、1/2+1/6=2/3となります。
往復で進んだ距離は、1×2=2ですから、往復の平均時速は、2÷2/3=3km/時となります。
つまり、ある距離を行きは時速2km、帰りは時速6kmで進むと、平均では時速3kmとなるのです。(4km/時でないことに注目!)
さて平地ですが、これは行きも帰りも時速3kmですから、平均しても当然時速3kmです。つまり、往復をまとめて考えると、太郎君はず〜っと時速3kmで進んだことになるのです。よって、
3×6=18km(往復の距離)
18÷2=9
答:9km