混乱しやすい問題です。落ちついて考えましょう。
2つのものさしの差は25cmでした。またその結果、ある距離を測ったらその差が3m(この3mは正しいものさしでの3mではないですよ!)になったということですね。
ここで、両者のはかり方を比べてみると、
・「片方」の巻き尺の場合・・・・・・12回分
・「もう一方」の巻き尺の場合・・・・12回と3m(「もう一方」にとっての3mです。)
ということになります。
ここで、両者が互いに12回分測った場合を考えると、「もう一方」の方だともう一方にとっての3mだけ短い距離しか測っていないことになります。
ということは、12回測った時点で「もう一方」はあと3m(しつこいようですが、[もう一方]にとって)ということになります。さて、12回だと、正しいものさしで25×12=300、つまり3mの差ができることになりますね。
つまり、「もう一方」の巻き尺は正しかったということになるのです。(伝わるかな〜?)
答え:603m