1回目の操作で、A、B、Cの濃度は.....。
A・・・・「?」%
B・・・・・ 4%のまま
C・・・・・12%のまま
2回目の操作では.....。
A・・・・「?」%のまま
B・・・・4% -> 「?」%
C・・・・12% -> どうでもいい...%
さて、AとBにだけ注目してください。1回目の操作後は「?」%と4%なのに、2回目は両方とも「?」%になりましたね。
よく考えてみるとこれはちょっと変です。なぜなら、Bでは、4%と「?」%を混ぜた結果「?」%になっているのですから。本来なら、これはあり得ないことです。このことから、実は「?」%というのは、4%であることが分かります。(ここがこの問題のポイントです!)
ここまで分かればあとは、1回目の操作でAが4%になるように計算するだけです。
1回目の操作でAに入ってくる食塩水はB、Cからそれぞれ何gかずつですが、結果4%になるということなので実はBは濃度に影響しないことが分かります。要するに、Aを300gとBを何gか混ぜて4%になるようにすればよいのです。
Aには水、Cには12%の食塩水が入っています。これらを混ぜて4%にすることから、AとCを2:1の比で混ぜればよいことが分かります。(小学生はてんびん図を書いて考えます。)
よって、
300÷2=150
答:150g