FreeBBSについて
Free BBSは、いわゆる掲示板です。特徴は、Cookieを使用して各種設定を行うことと、自分の書いた記事の削除・訂正が可能であること位でしょうか....。というわけで、このプログラムを図々しくもFreewareとして公開させていただくことにいたしました。
このプログラムは....
- Perlで書かれています。(4,5どちらでも動作可能、のハズ)
- jcode.plとcgi-lib.plを使っています。
- Solaris2.5.1および2.6、SunOS4.1.4、FreeBSD2.2.x、同3.5.1、RedHat Linux4.2での動作は確認しています。その他のUNIX系プラットフォームでもおそらく動作すると思われます。(未確認)っていうか、動かないUNIX系OSはまだ発見していません。
- flock()関数を使っていますので、これの使用を禁止しているサーバーマシン上ではエラーが発生します。(経験なし)その場合は、flock()を外す必要があります。
- crypt()を使ってパスワードを暗号化しています。
- 邪道な気もしますが、java_scriptを使って過去記事参照を可能にしています。記事中に「#+記事番号」という部分(#1234とか)を見つけると自動的にリンクを作成します。なお、java_scriptをoffにしている環境では、リンクは作成されますが、ウィンドウは出現しません。(特に迷惑をかけることもないハズです)
さて能書きはこんなところにして、実際のインストールおよび使用方法です。
インストール方法
1.まずはfreebbs.lzhをダウンロードします。(バイナリファイルとしてダウンロードしてください)tar+gzip版が便利な環境の方は、freebbs.tar.gzをどうぞ。
2.ダウンロードしたfreebbs.lzhを解凍します。MacならMacLZH、Winなら...何なんでしょう?(^^;;(tar+gzip版の方はまぁ説明はいらないでしょうから、お任せします)出来たフォルダをひらいて、その中に新しいフォルダをlogという名前で作成します。さらに、その中にa_numという名前の空ファイルを作ります。(Simple Textとかメモ帳で作ればOKです)
3.Webページ用ディレクトリに適当なディレクトリを作って(bbsとか)、2.で出来たファイル群を丸ごとFTPします。(logという名前のフォルダとその中のa_numというファイルもいっしょにFTPします)
4.telnetログインします。(コレができない場合は下のほうを見てください)
5.先ほど作成ディレクトリまで移動します。(cdコマンドを使用します。)
6.
chmod 705 *.cgi
chmod 705 *.pl
chmod 604 *.html
chmod 707 log
と入力してパーミッション設定をします。
次に、
cd log
としてlogディレクトリに移動します。(pwdコマンドで自分がlogディレクトリにいることを確認していただければと思います。)そして、
chmod 606 a_num
としてここもパーミッション変更します。これで完了、のハズです。
telnetログインできない場合は...
FTPクライアントソフトで上記パーミッション設定を行ってください。
このマニュアルは簡易版のため、各種UNIXコマンドの解説はしてません。
更新履歴
Ver 0.1 -- 1997年10月?日
算チャレ用に作成。とりあえずソースの公開はしてませんでした。
Ver 1.0 -- 1998年2月27日
Freewareとして公開。算チャレ版との違いは、パスワードの暗号化処理とパスワードのdbm管理。
Ver 1.01 -- 1998年5月24日
Cookieの内容が3ヶ月で消えてしまうバグを解消。
Ver 1.02 -- 1998年9月5日
書き込みが集中したときに記事番号ファイルが壊れるバグを解消。
Ver 1.02 -- 1999年1月30日
吐き出すHTMLに全て文字コード指定タグを追加。削除や訂正時の文字化けを解消。(些細な訂正なのでヴァージョンナンバーはそのまま)
Ver 1.03 -- 1999年5月8日
java_scriptを利用した過去記事参照システムを作成。
Ver 1.04 -- 2001年3月30日
クッキーの不具合等を訂正して公開。
Ver 1.05 -- 2001年6月27日
特定環境だと画面スクロールがずっと続く問題を解決。
Copyright(C) 1998-2001 Masaru Yoshikawa